2011年5月22日日曜日

じ、実はJenkins勉強会にも参加してきたんですっ

実は金曜日にも勉強会に参加してきました。
『第三回Jenkins勉強会』です。

土曜日の朝にこの記事を書き始めたのですが、
DevLoveに参加するために家を出る時に、
保存するのを見事に忘れて、
今、書きなおしています。

で、結構目の前で起こることにはすぐ反応できるのですが、
過去のことを思い出すのはなかなか厳しいので、印象だけ記録しておきます。



Jenkins現状報告 by 川口さん
川口さんからのJenkins開発の現状報告です。

○racle社との離婚騒動の後における、
ダウンロード数やコミット数による比較を行っていました。

全般的にはJenkinsの方が活動が活発であるという事だそうです。

この発表を聞いていた時から感じていたのですが、
川口さんは「○racleとの離婚」という比喩を用いていたりと、
結構お話をするのが上手な方だなと思いました。

RubyによるJenkinsプラグイン開発 by 川口さん
世の中すべてがJavaプログラマーという訳ではなく、
Rubyを使っている人、Pythonを使っている人など、
他の言語を使う方もいます。

それらLL言語を使用している人を潜在的ユーザーと定義し、
Jenkinsを広めようということで、
特に今回はRubyに特化したお話でした。

Jenkins超初心者な私はJenkinsはJavaオンリーでは?などと
思っていましたが、
そういえばテスト部部長が、
コマンドラインでできるものはなんでもJenkinsで走らせられる
と言っていたのを思い出して、
RubyとかPythonでもできるだろうな~なんてレベルで聞いいていました。

余談ですが、川口さんはIntelliJ IDEAユーザーで、

@masanobuimai IntelliJ使えば川口さんみたいになれるよッ!!ってオレが言っても説得力ないけど。|qω・`)チラッ RT @ikeike443: 川口さんIntellijユーザー #jenkinsstudy

というツイートがあり、私のIntelliJ IDEA熱がアップしました。

Jenkinsと一緒にTracプラグイン開発 -UT/IT自動化のコツ- by @wadatka
普段はPythonのプログラマーの@wadatkaさんによるPythonでのJenkins使用例の発表です。

ND社に所属ということで、開発プロセスはWFでお話をされていましたが、
最終的に品質向上などの目的でJenkinsを利用しているとのことでした。

今後ND社さんからは
Trac + svn + jenkins
のパッケージを配布しますという宣伝があって、
みんな爆笑しました。

また、10末にJenkins本を出版するとのことで、
ND社さんって、同じN系列の会社だけど、
比較的自由になんでもやれるのでいいな~と思いました。

ただ、これはとなりの芝生は青く見える的な何かだと思いますけどね…

「これで君のインテグレーションは――始まりも、終わりもなくなった」~RailsプロジェクトでふつうにJenkins ~ by 永和さん
永和さんの始めたサービス、価値創造サービスにおけるJenkins活用例です。

永和さんといえば、RoRでアジャイルですが、
スローテスト問題でお困りとのことです。

設定か何かの関係からか、
Jenkinsで処理を分散することができないために、
テストに時間がかかってしまうとのことです。

それでも、1日に2~20回はテストをしているというので、
弊社のような2週間かけて1回テストするよりも強固なテストを行っているな~
などと思いました。

なお、解決方法として、
リポジトリへのpush駆動テストなどが提案されていました。

PHP開発でのJenkins by @yamashiroさん
Python、Rubyときて次は潜在的ユーザーがかなり多いと思われるPHPでのJenkins活用例の紹介でした。

発表前の不手際もあって、
ネタがバレてしまうなどというハプニングもありましたが、
いわゆる女子力ネタを書いている人がどんな人なのかわかって、
中の世界を垣間見た感じがしましたw

内容は準備不足だった感が否めませんが、
元々の課題を聞くとなるほどと思いました。

というのもプログラムコードが2万行もあるPHPファイルを
どうすれば減らせて、テストが出来て、CIできるかという課題があったようです。

まだ、Jenkins管理下にやっとおいたという感じらしいですが、
課題を解決できてリファクタリングも可能になれば、
より効果を確認できてうしし~みたいになるかなと思いました。

全体的な印象ですが、
発表者たちもまだまだ勉強中という感じで、
時折川口さんからアドバイスを頂いたり、
これはこうしたほうがいいといった活発なアイデアが出てきたりして、
レベルの高い勉強会であると思いました。

おそらく、毎回川口さんは参加されているようですので、
私もこの勉強会で何か発表できるといいなと思いました。

あと、実はこの日からGroovyに取り組み始めて、
kimukou_26さんから紹介されたGroovistきょんさんや、
Twitterでフォローさせていただいているいろふさんとお会いすることが出来ました。

Twitterは有名人などを気軽にフォローできますが、
やっぱり実際にお会いするとより親近感を持つことができますね。

この記事を読んでいる皆さんは普段から勉強会に参加されている方が
多いと思いますが、
勉強会というのは人間関係を広められるのでとてもいいですね。

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