2011年5月30日月曜日

JJUG CCC 2011に参加してきました。

先週の火曜日(2011/5/24)JJUG CCC 2011に参加してきました。

ちょっと、このイベントの周辺の日付で
いろいろとイベント参加 + LTを2本とかいうハードスケジュールだったので、
ブログの更新が遅くなりました。

で、かつ私自身はノートを取らず、Twitterでつぶやいているので、
頭の中を全てが素通りしていますので、
印象だけを記述します。

おそらく誰かがTogetterなどでまとめられていると思いますので、
詳しい実況はそちらを参照してください。



G-1 基調講演 IT技術のコンシューマ化とそのインパクト 丸山不二夫 (日本Javaユーザグループ 会長)
日本Androidの会、会長でもある丸山先生の講演です。

この講演の中で、コンシューマー化という言葉がキーワードに挙げられています。
これは、コンピューターが企業や組織だけのもので
なくなっているという現状を指摘したものです。

かつてはコンピューターに触ることができたのは、
職場や大学の計算機室といった限られた場所だったのに対して、
今は家庭でも触ることができるようになっています。

それ以上に、企業が従業員に割り当てるマシンは、
従業員が自宅に持っているマシンよりもスペックが劣っており、
いまやエンタープライズというのはズタボロになっている
といったことを述べていました。(というか、そのように解釈しました。)

まぁ、実際、私の職場で私に与えられているマシンは、
あまりに低速過ぎて、家にあるマシンと常時持ち歩いているノートに比べて、
圧倒的に遅い。

どんなにいいプログラマーを雇っても、
与えられるマシンが低速であれば、
生産性など向上しないとは思います。

さて、コンシューマー化といったのはもう一つ別の射程があり、
それは、新技術の開発におけるコンシューマーの貢献度が、
エンタープライズの貢献度よりも比重が大きくなっているということで、
今後はコンシューマーというか一般の人達の存在を無視し続けるというのは、
企業にとってもあまり有益な戦略ではないということです。

私はTwitter上で、頭の硬い上司に対する愚痴をつぶやいていたりしますが、
彼がいつも述べるのは、
私が会社以外で行っている活動が、
あくまで実用的でないと断じているということです。

私はAndroidテスト部という場所で様々な方と交流することで、
良い刺激を受け、新しい目標を立てたりしているわけですが、
そういうのは彼、上司には役に立たないものだというふうに解釈されているわけですね。

さて、愚痴を言っていても仕方がないですので、
本題に戻りましょう。

コンシューマー化というのはもう一方で、
クラウド技術の進展ということも挙げられていました。

Appleではどうやらデータセンターを構築しているらしく、
おそらく音楽かなにか映像の分野で配信事業を始めるであろうということが
想定されています。

私自身は自分でサービスを立ち上げるほど、
サービス企画能力が優れているわけではないのですが、
まずクラウドを用いた、コンシューマーから始まる技術の発展が今後は
見逃せないということを実感した講演だったと思います。

G-2 基調講演 継続的インテーグレーションの未来 川口耕介
川口さんによる、Jenkinsの今後進む道のおはなしでした。

全般的に私には何をしゃべっているのか、ちんぷんかんぷんでしたorz

ただ、自動テスト、自動デプロイ、ありとあらゆるモノを自動化して、
人間は人間でしかできないことを行うという基本的な考え方が伝わってきていたと
思います。

そういえば、弊社では未だにリブ管とかいう、Jenkinsで出来ることを手でやっているという
悪しき習慣が残っていますが、
まあ、そういう人たちにJenkinsを進めても、
自分たちの仕事がなくなるとかで、抵抗されるのだろうな
なんていうきがしました。

実際はそうでないと思っており、
マシンでできることはマシンで徹底的にさせて、
人間だからこそ提供できる価値を提供することが
重要なのではないかと思います。

ちなみに私はJenkinsほとんど触ったことのない、ズブの素人ですが、
Jenkinsは今後弊社でも確実に取り入れていきたいと思っております。

A-1 Java SE 7 で切り開く新しい Java の世界について 寺田佳央 (日本オラクル株式会社)
Java7は7/7に発表されるようです。

大きな目玉としては、NIOのバージョンアップが大きく取り上げられていました。
今までjava.ioパッケージでコーディングしていたものが、
比較的コード量が少なくコーディングできるあたりは非常に好印象な感じがします。

あとは、Exception処理が一度にまとめられるあたりは待望の機能といった感じがしました。
hogehogeExceptionが何列にも表示されるのは、
正直面倒臭い。というかコピペ大量だし。

ただ、残念なことは、弊社の一番大きなプロジェクト、java1.4なんですよね…
このプロジェクトにいるプログラマー、オートボクシングとか、ジェネリクスとか、
拡張for文とか、@interfaceとか知らないので、
Java7が導入されるのは何十年か先な気がする…


C-2 プログラミングG* 奥清隆 (日本Grails/Groovyユーザーグループ)

最近、なにかと話題の(?)Groovyのプログラミングについてのおはなしです。
Groovyの紹介という感じですが、ツールを作るとか、ちょっとしたスクリプトをJavaでさせたい
なんていう場合にはかなり便利な言語だと思います。

Javaで開発している人は、ちょっとしたスクリプトをやるには、
他の言語、たとえばRubyとかPythonとか、Perlとかを覚えなければなりませんが、
そういう人にこそGroovyを使ってもらいたいと思います。

いや、覚えろオレみたいな…


Node.jsのお話

昨年の秋頃からNode.jsは気になっていたのですが、
日本のコミュニティの状況を聞くべく、参加しました。


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