みけです。
Spring Rooとは
CUIベースでアプリを作っていけるツールです。
JavaのRADツールですね。
RubyにはRoR、GroovyにはGrailsがあるように、JavaでもRADしたいという思いから生まれたようです。
なんで?
日本ではあまりやる人いないようなので、
まあ、ニッチなところを目指して初めてみました。
書籍『Spring Roo in Action』 も手に入ったことですし。
どんな感じ?
とりあえず、次のようなモデルを作ってみました。
- タスクを管理するモデル
- タイトル : 文字列
- 詳細 : 文字列
- 終わった? : boolean
Rooだと以下のようなコマンドを入力します。
これにより、作成されるファイルが、javaファイル1つと、aspectJのファイルが5つです。
Spring Rooでは、Javaでコードを書くときに冗長になりがちな部分を単純にして、Javaのコードをすっきりさせるそうですが、
うむ、AspectJのコードだらけでんな。
僕はこのあたりはGrailsの方が好きだったりします。
Grailsのモデルなら、こんな感じでしょうか…
仕組み
AspectJもGroovyもコンパイル時にやっていることはだいたい同じで、
AspectJがコンパイル時にJavaコードにウィービングするのと同様に、
Groovyではコンパイル時にAST変換します。
RooでのコンパイルではAspectJによって、getter/setterやtoStringがJavaに入れられてからコンパイルされるのと同様に、
Groovyではgetter/setterやtoStringを一度生成してから、コンパイルされます。
まあ、まだ両方とも全然さわれていないので、また何かわかったら書こうかな…
おわり。
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