僕の参加したセッション
僕は事情もあったため、参加登録をした頃には
ほとんどのセッションが満員で、
空いているものを適度に参加しました。
- 4月4日(水)
- 基調講演 Java Strategy Keynote
- JS1-01 : Introduction to JavaFX2.0
- JS1-31 : Project Lambda : To Multicore and Beyond
- 4月5日(木)
- The Java EE6 Programming Model Explained
以下、大雑把な感想
基調講演 Java Strategy Keynote
大体2015年までのJavaの開発予定についての説明。
個人的にはJava EEの発展が気になりました。 ( Java EE 7 )
で、ところで、残念なことに、基調講演の後、
◯山先生が「Java EE 7には期待しております( ー`дー´)キリッ」と
仰られたあたりが… おや、こんな時間にお客様が…
このあたりまでがツイッターで反応が最高潮に達したと思います。
JS1-01 : Introduction to JavaFX2.0
これはたまたま空いていて、事前予約したセッションです。
スレッドまわりの話を期待していましたが、
まあ、タイトル通りJavaFXでこんなことできるよって内容でした。
JS1-31 : Project Lambda : To Multicore and Beyond
これは面白かった。なぜこのセッションが空いていたのか
わからないレベルで面白かった。
これはもともと分散処フレームワークのFork/Joinからの要請で
出来た内容で、
コレクションなどに適用されるワンメソッドインターフェースの
記述方法を簡略化しようとするものです。
例えば、ファイルにフィルターをかける
FileFilter
インターフェースについての記述はラムダでは次のようになると思われます。
前
someMethod ( new FileFilter {
@Override
public boolean accept(File file) {
return file.isDirectory();
}
});
Lambda投下後
someMethod ({f -> f.isDirectory()});
明らかに記述量が減ります。
私にはこれは結構なパラダイムシフトを含んでいると思われます。
今、現在Java1.4で開発しているプロジェクトなどにLambdaを導入しようとするには、
二つの壁があると思っています。
- ジェネリクス
- ラムダ
前者は型安全を保証する大事な仕組みでJava5から導入されたものですが、
前々職でも何度も質問を受けました。
そして、ラムダはこの型安全の上に位置する機能だと思っています。
引数として何が渡されているか、推論した上でコードを記述するので、
ジェネリクスがわかっていないと、正直きついと思います。
言い換えると、何のインターフェースを記述しているか
パッと見では理解出来ないので、
導入できない現場もあるのではないかと思います。
ただ、Javaとしては非常に面白い試みなので、期待しています。
The Java EE6 Programming Model Explained
Java EE6の概要の説明。
web.xmlをCDIで不要にするというアイデアはなかなか面白いと思いました。
プレゼンターが中国系の方で、若干英語が聞き取りづらかったです。
ただ、こういう英語も聞けるようにしておかないと、
後々淘汰されていくと思います。
JJUG主催パーティー
こちらにも参加して参りました。
Groovyコミュニティーからの参加が多かったため、
Groovy非常に人気がありました。
そして、私、ビンゴで当たった時に、
Groovy サイコー
と叫びました。
最後の寺田さんの男泣きよかったですね。
しかし、このイベント自体、
寺田さんが居なければ成立していなかったと思います。
その意味で、本当にお疲れ様でした。
寺田さん、ありがとうございました。
ご挨拶させていただいた方たち
こういうでかいイベントは普段ツイッターで
お世話になっている方と出会うチャンスです。
今回もいろいろな方とご挨拶させて頂きました。
@yamadamanさん、@shuji_w6eさん、@daisuke_mさん、
@razonさん、@j5ik2oさん、cero_tさん、その他様々な方、
ありがとうございました。
結構、人見知りの激しい性格なので、
お声をかけていただいて感激です。
参加者
結構、年齢が上がってきているのでしょうか、
20代の方が少なめでした。
このあたりは業界全体の問題なのかな…
結論
Javaもまだまだ捨てたものではないです。
ぜひ、みなさんもJavaをやってみましょう。
そして、積極的に情報収集をしましょう!
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