みけです。
TopGate、辞めました。
以前にもお伝えしたとおり、
昨日、3月31日を以って、
株式会社TopGateを退職いたしました。
社長の加藤昌樹氏、
Google API Expertの小川信一氏や、
Android全般に詳しいわかめまさひろ氏、
世界の揺下こと山下武志氏、
をはじめとする優秀な技術集団の一員として
いっしょに働けたことを誇りに思います。
会社員を辞める?
さて、これも私をTwitterでフォローしている方や、
ブログを読まれている方、
実際に私とお会いしたことのある方などには、
ご存知の方も多いと思いますが、
私は所謂普通の人と比べてみると、
ムラの多い人間であるようです。
実際、今冬の冬眠状態や、
今私が認識している睡眠相前進症候群状態を始めとして、
所謂普通の人と比べてメンタル面で
非常に奇異な特性を持っているようです。
そういった特性は認識しているのは
まあ、どうでもよくって???
問題は所謂普通の人との付き合い方にあります。
睡眠相がずれていくのは、
昼間、普通の人に対して資本が求める働きを
私は応えられないとか、
冬はほとんど成果が出せないなどという
問題をはらんでいます。
そのうえで、身体を普通の人に合わせるのか、
生活を身体に合わせるのかという問いを立てた時に、
私としては後者のほうを選択することにしました。
私自身としては、もし下記の条件でも雇っていただける会社があるなら、
お話だけは伺いたいと思っています。
- 一日の勤務時間は6時間まで。延長は一切なし
- 週の勤務日数は4日まで
- 覚醒時間が常にずれていくので、自宅勤務可能
- 夏季休暇はいらないですが、冬季休暇を3ヶ月いただける
- Groovyをやらせていただける
おそらく、この条件を満たせるような会社はないと
思っていますので、
会社員を辞めるという決断をいたしました。
身体に合わせるという選択肢
私と同様に身体的な問題で成果を発揮できない状態で
いる人間というのは、
資本の側から見ると厄介な存在だと思う一方で、
その人間の側からしても資本の欲求に応えられないという
フラストレーションの溜まるものであります。
そのフラストレーションにより自身がなくなり、
またさらに成果を発揮できなくなって、
フラストレーションが溜まるという状態は、
おそらく私がこの30数年の間に何回も経験したものです。
いい加減、この課題に対して何らかのアクションを
取らないといけないわけで、
そのアクションとして、先程も記述しましたが、
生活を身体に合わせるという選択肢を採択することにしました。
個物と一般
もちろん、皆さんも自分の身体というのをご存知なわけで、
私のような選択をすることは、
「みんな頑張っているのに、なぜお前は…」
と言いたくなるところもあるでしょう。
私自身、このブログで幾度か表明していますが、
マルクスを信望しています。
マルクスの考え方というのは非常に徹底的なもので、
交換が成立しないなら価値はなかったという考え方は
非常に説得力があります。
マルクスの思想の背景には、
「個物はいかにして一般性を獲得するか」
という問題設定があるような気がします。
そうした個別唯物的な考え方に照らした時に、
「みんなが…」という社会主義的な考え方には
相容れないものがあります。
私は個物と一般という対立は無意味なものだと考えていて、
その両項の差異を明確にしていくという方法があるのではないかと思っています。
ちょっと最後の部分はうまく伝えられていない気がしますが…
欲望
経済的な行為であれ、なんであれ、
人間には欲望があって、欲望が行動のすべての源泉であると思います。
私も何かを動かすことや、何がどう動いていることを理解すること、
こういったことに非常に欲望を感じています。
(他にもありますけどね)
GroovyというJavaでできた言語が動いていることへの興味、
そして何かを動かせるという興味から
受け取る欲望の充足が非常に大きいということを私は感じています。
もっとこの欲望とその充足を満たしてみたいと思います。
そこで、以前表明したように
5月くらいには会社として登記できるように
会社を作ることにします。
計画
私はgradle_jaというコミュニティを立ち上げて、
gradleというGroovyのプロダクトの普及を当面やっていこうと思っています。
が、5月スタートアップに向けて4月はその準備、
そのあとは当面の資金稼ぎのためのサービス開発、
GrailsというGroovyのプロダクトの研究・調査、
Spring RooというJavaプロダクトの研究・調査、
という感じで一カ月を過ごしていこうと考えています。
以上、能書きが多かったと思いますが、
今後とも皆様よろしくお願いします。
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