2012年12月29日土曜日

IntelliJ IDEAでプログラミングしよう - 初級編

こんばんわ。

みけです。


最近、「IntelliJ IDEAを購入したけど、全然使っていない」という

もったいないことをされている方が多いので、

IntelliJ IDEAの使い方講座を書こうと思います。

なお、対象バージョンはIntelliJ IDEA 12です。


インストール


IntelliJ IDEAのダウンロードページからダウンロードします。


Windowsの場合はインストール用のexeファイルが、

Macの場合はディスクマウントイメージがダウンロードされるので、

それぞれ開きます。


Windowsの場合はインストールディレクトリを入力して、

あとは良きにはからえという感じでインストールしてくれます。

僕はWindowsマシンには「C:¥IntelliJ」というディレクトリーに、

バージョンごとにディレクトリーを作成して、

そこにインストールしています。

例えば、12.0.1の場合は、

「C:¥IntelliJ¥12.0.1」というディレクトリーにインストールしています。


Macの場合は、ディスクをマウントして、

アプリケーションディレクトリーにドラッグ・アンド・ドロップするだけです。




初回起動時


初回起動時にはライセンスの入力を求められます。




個人でご購入された方は一番上のEnter License Dataというところに入力します。

入力する内容ですが、

みなさんのメールにJetBrainsから次のようなメールが届いていると思います。




こちらのメールを開き、次のような箇所を探します。




ここに記載されたUser NameとLicense Keyを先ほどの

ライセンス入力画面に入力します。

これで晴れて正式なIntelliJ ユーザーになれました。

おめでとうございます∩(・ω・)∩バンジャーイ


Hello Worldを作る


ではさっそくハローワークじゃなかった、Hello Worldを作りましょう。

Quick Startというところから、「Create New Project」を選択します。




つぎにアプリケーションの情報を入力します。






  • 作成するアプリケーションのタイプを選択します。
    • ここでは「Java Module」を選択します。
  • プロジェクト名を設定します。
    • ここでは「start-idea」とします。
  • ファイルツリーをどこにするか設定します。2.に合わせて自動修正されます。
    • ここはデフォルトのままにします。
  • Javaのバージョンを指定します。
    • ここでは「1.7」にします。
  • プロジェクトファイルの形式を選択します。
    • ここでは「.ipr (File based)」にします。
  • ソースディレクトリを自動で作成するか決めます。
    • ここでは自動で作成することにして、そのディレクトリーをGradleのデフォルトっぽく「src/main/java」にします。


そして、Nextをクリックすると次のような画面が表示されます。

利用するモジュールとそのバージョン・詳細などを決定できます。




ここではGroovyを使いたいのをぐっと我慢して、Finishをクリックします。

これでプロジェクトの作成完了です。




プログラムを書く


左側の説明

では画面の簡単な紹介です。

まず、左側にはファイルツリーが表示されます。



ここでは、主にファイルの操作を行います。

  • クラスの作成・削除
  • パッケージの作成・削除
  • ディレクトリの作成・削除
  • ファイルの作成・削除


パッケージを作る

さっそくパッケージを作りたいと思います。

ソースディレクトリの「src/main/java」を選択した状態で、


  • Windows : alt + Insrt
  • Mac : ctrl + n


を入力し、出てきたメニューから「package」を選択します。




ダイアログが出るのでパッケージ名を入力します。




そうするとパッケージが出来上がります。




クラスを作る

では次にクラスを作ります。

先ほど作ったパッケージにカーソルがある状態で、


  • Windows : alt + Insrt→Enter
  • Mac : ctrl + n→Enter


を入力します。

するとクラス名を入力するダイアログが出てきます。




クラス名を入力して、「Enter」を入力すれば、

クラスが出来上がります。




簡単に出来ますね。

多分クラスを作成する手順は某eというIDEよりも

少ないはずです。


エディター部分

まあ、これについてはとかく説明することはないですね…

エディター部分です。

好きに書いて下さい。





というわけで、public static void main (String... args)

と入力してきましょう。


で、puと入力すると…




いきなり補完が出てくれます。

これ、すごい便利です。

某eというIDEだとctrl + spaceを押さないとやってくれませんからね…

最近、某nというIDEはIntelliJのこの機能を取り込んでいるみたいですね。




では、引き続きSystemと入力します。




アウッ




プ…




とにかく、するするっという感じで補完されていきます。


無駄にctrl + spaceを入力する必要などありません。


よく、某eは気分が爽快になると言われていますが(※)、
(※要引用元)

多分、ctrl + spaceを無駄に叩いて

「ッターン」している自分に酔っているだけじゃないかな

と思います。


あの「ッターン」はやっている人は気分爽快かもしれませんが、

周囲にいる人にはすごい迷惑なんですよね。

耳障りというか…

自分は爽快だけど、他人に不快な思いをさせるIDEって

どうなのかな…
(使う人のアレによる)


で、特に静かなオフィスでみんながあれをやっていると、

オフィスがスゴイ不機嫌な感じになるんですね。

みんながイライラしているっぽくって、

周囲に流されやすい僕もなんだか不機嫌になってしまいます。


さて、話が横にそれましたね。

もとに戻して、あとは「Hello, World!」と入力するだけです。




プログラムを実行する


実行するときのコマンドは次のとおりです。

  • Windows : alt + shift + F10
  • Mac : alt(option) + shift + F10




下の部分の説明




まあ、ほとんどアイコンで何が何を意味しているかわかると思うので、

説明は必要無いですかね。

  • 再実行したい場合は左上の矢印アイコンを押します。
  • 実行途中で終了する場合は左中の四角アイコンを押します。
  • …あとはあまり使ったことないっす


と、まあとりあえず、普通の使い方について説明してきました。

次回(あるかどうかは不明)はもう少し進んだ使い方を説明したいと思います。

2 件のコメント:

  1. 実はIDEA12からNew Projectウィザードの(1)の下んとこに「Samples Gallery」って出来てて、そこに「Java Hello World」があったりするのです。
    |・ω・`)ノ ヤァ

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